気づけば、スマホを開くたびにSNSの通知をチェックしていました。
「いいね」がいくつ付いたか、誰が見てくれたか。
それが一日の気分を左右するようになっていたのです。
でも、ある日ふと思いました――誰のために投稿しているんだろう?
人に見せるための自分を演じ続けるのは、思っているより疲れます。
それが承認欲求という名の“無限ループ”。
いくら褒められても、もっと上を求めてしまう。
そして気づくと、自分の本当の感情がどこかへ消えていました。
そんな自分に変化をくれたのが、チョコザップでの時間です。
無人ジムには拍手も称賛もありません。
でも、昨日より1分長く走れた、少し重いウエイトを上げられた――それだけで満足できる。
他人の評価ではなく、自分の小さな成長に“いいね”を押せるようになりました。
承認欲求を完全に捨てることはできないけれど、
それに縛られず、自分だけの達成感で生きることはできる。
「誰かに見せるための努力」ではなく、「自分が誇れる努力」を重ねるほうが、
静かで、でも確かな幸福を感じられるのです。
 
  
  
  
  

