わずか3年足らずで全国1,800店舗に急成長したチョコザップ。
ここから先は、単に会員数を増やすだけではなく、持続的な成長と収益性向上を目指した新たなフェーズに入ります。
1. 品質向上で会員満足度アップ
急速な出店による課題に対し、店舗品質の底上げが進められています。
特に注目なのが、店舗巡回専門スタッフ「ちょこっとメンテナンス」の導入です。清掃やマシン修理を定期的に行い、無人運営でも快適に利用できる環境を整えています。
また、清掃や備品補充を会員自身が行う「お客様共創モデル」も進化中。これにより、コストを抑えながら品質を維持し、地方や過疎地にも出店しやすくなっています。
2. 新たな出店モデルで再加速
これまで全店直営だったチョコザップですが、今後はフランチャイズ(FC)展開を本格化します。
無人運営エコシステムと高いブランド認知度を武器に、パートナー企業と共に出店を加速。
さらに、自治体や企業との共同出店も強化し、病院内やショッピングセンターなど、これまでにない場所での展開も視野に入れています。
3. 海外市場への挑戦
すでに香港・台湾・中国・アメリカでテストマーケティングを実施中。
特に香港では、日本の1/3の広告費で2倍の稼働会員数を獲得するなど好調な結果を出しています。今後はアジア圏を中心に、海外展開をさらに広げていく方針です。
4. 店舗を活用した新規事業
ジムとしての機能だけでなく、店舗を広告スペースとして活用する事業や、会員データを活かしたヘルスケア領域との連携も進行中です。
将来的には、チョコザップが「健康の社会インフラ」として機能することを目指しています。
チョコザップは、ジムを超えた存在へ進化中。これからの展開からますます目が離せません。

